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淡々と記録。

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信州・松本 (6)

夕暮れの松本城に別れを告げ




さて次はどこへ行くのか、となった時に

再び発揮される母娘らの計画性の無さ


とりあえずウロウロ歩いてみたが

健脚とは言えそれなりの御年になってるのが一人いてるし
すでに松本城でかなり体力使ってきたので
あんまり延々とハイキング(?)を続けるのもなあ……

四柱神社にご挨拶をして
かえる祭りを眺め

ちらっと田川の川辺に降りてみたりしてから

中町商店街というところに迷い込んだ

「『蔵のある町』だってさ」
「おおホンマやホンマや」
「綺麗にしてるねえ」

と歩いていたら


我が家としては「まさかここで!」のものが
目に飛び込んできた

それが



ガラ紡(がらぼう)

まぁ普通にコレを言って

「あぁガラ紡ね」とサラッと返事が来る事はまず無い

けれど 祖父→父と織物業をしていた事もあって

姉とむぅが小さい頃には まだまだ耳にした言葉


「なんで松本でガラ紡?」と思ったのと
「ここまで来てガラ紡ってすげぇ巡り合わせ」と感動したのとで

むぅが異常な反応を示す


 
母としては
ハードだった織物業の仕事を思い出したかもしれない

それでも 閉館間際だった展示会会場へ入って
主催者メンバーのおじさんと言葉を交わせば

一気に話が盛り上がる


コトバンク「ガラ紡」を改めて検索
以下引用
ご一読頂ければ幸い


日本大百科全書(ニッポニカ)の解説が良い感じかも




<ガラ紡績の略。
西洋の近代紡績技術に依存せず、わが国独自の技術により、臥雲辰致(がうんたっち)によって1874年(明治7)に発明された紡績法。
第1回内国勧業博覧会に出品され、「わが国第一の発明」として鳳紋(ほうもん)賞を受けている。

 機械の構造は簡単で、打綿した綿花をブリキ製の綿筒の中に入れ、回転させながら上へ引き出すと、撚(よ)りのかかった太(ふと)番手の綿糸ができるので、それを枠に巻き取るもので、ガラガラと音を発することからこの名がある。
もっとも、正式には和紡糸(和紡績糸)といい、明治期には臥雲糸、水車紡績糸とよばれている。

 1877年長野県松本市北深志町に連綿(れんめん)社が設立され、水車動力で運転されたのを初めとして全国的に普及した。

 とくに愛知県三河地方に急速に発展したガラ紡は、「水車紡」(山のガラ紡)に対し、「舟(ふな)紡績」(水のガラ紡)とよばれた。
この舟紡績は、矢作(やはぎ)川に浮かべた舟に紡績機械を乗せ、外輪船のごとく水車をつけたもので、97年ごろの最盛期には約100隻余の舟工場があったというが、1885年の五品共進会において紡績糸との品質比較に敗れ、急速に近代紡績工業の補完的位置へと転落し、落綿・再生繊維などの特殊な原料を使い、だんつう、毛布、帯芯(しん)などの用途にあてられることになる>

云々


まず発明者さんのお名前に度肝を抜かれる
明治の頃に「がうん たっち」ってすごくね?
めっちゃオシャレじゃね?

主催者メンバーのおじさんは
発明者さんの子孫さんで
たしかに写真とお顔立ちが良く似ておられた

ひと言で申し上げれば「柔和」




閉館前で既にデモストを終えていたガラ紡の機械を
わざわざ動かしてくれる




確かにガラガラとうるさい(しかも相当うるさい)


奥には当時の三河地方のガラ紡風景

川が大活躍していたのが分かる




資料提供が地元の教育委員会だった
いやはや


おじさんと母が話していると

豊橋だの碧南だの矢作川だの

さらにはもっとローカルな 実家周辺の町名もバンバン出て来て


むぅは横で「その時歴史が動いた」的な感動


第二次大戦後のモノ不足の折
祖父も『今やるならコレ』と思って織布業をやったんだろうな
両親も よう引き継いで頑張ってくれたんだな

世間の流れを読んで 父は途中で転業したが
それもナイス判断

個人零細経営だったけど
なかなかの個人事業主そして経営者
適職:自営
それが父
そして父を支えたのが母


おかしいな
自営の能力や経営センスってのは
遺伝しないのかな(泣)





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