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Notizen

淡々と記録。

宮城・12(仙台市泊〜単発ボランティア)

荷物の発送なども済ませて宿に戻り、PCを広げてまったりしていたら
「どしん」、となにやら軽い衝撃

上の階の人、まさか転んだかな?とか思ったら
続いて視界が軽くゆらゆら

地震でした

まだまだ、あの時の余震の範囲なのだろうな
地球の時間感覚だと きっと2年3年なんて瞬き一つする間くらいの事


その後は静かに時間が過ぎ
今回の旅、最後の宿泊



最終日は 個人宅へのボランティアに参加
週末土曜日という事で、働いてる人達も参加しやすいのだろうと
思われる 単発のもの

初日に若林区役所へ寄ったのはボランティア保険加入手続きのため
ボランティア保険の存在は知っていたので サクサクと手続き完了

当日は現地集合
公共交通機関で行くなら仙台市営バス ルートは二種類
一番近いバス停は現地から徒歩5分ほど
もう一つ 現地から徒歩10分ちょっとの所にも

到着時間が微妙だけれども
早く着く分には問題無い
近いバス停に行けるバスに乗って いざ出発

所要時間は約30分
バスは海のほうに向かって走っていく

目的地は仙台東部道路のさらに東側 名取川のそば

仙台東部道路を越えた所で景色ががらっと変わる




バス停前から 海に向かって


事前にネットでこの辺りを調べていた時は、まだ「がれき」が残っている
画像がたくさんあったが、この時点(2013/05/25)ではすっかり片付いていた印象
5月半ばには「若林区で2年ぶりに田植え」のニュースが流れていたが、実際に
田んぼに水が張られ、畑に作物が植えられているのを見て得られる実感は
やはり比べものにならない




震災後に建て直した様子の家も 津波に耐えたらしい家屋もちらほらとある
「がれき」は残っていないと言っても、あの津波の名残はそこかしこに




現地に向かいながら 何枚か撮らせていただく





育ってる





ひとまず「片付いた」、という感じの土地が多い


防風林がやられているため 海からの風がかなりきつく 空気がやや砂っぽい



名取川の堤防の手前
取り残されている小さな一角

ちょうど道路があったので堤防に上がってみた




ここも頑張っている




堤防沿いの道路 海側を背にして一枚




川の対岸




川を背にして




参加させてもらったボランティアは ざっくり言えば「畑仕事」
がれきがようやく片付いて「復興」の第一歩 畑作り
土を掘り起こし 畝を作り 苗や種を植えて水を撒く

ボランティアは総勢20名弱 地元の方から他府県の人まで様々
何度も復興ボランティアに参加している方も
これが初めてのボランティアだという方も

広げたシートの上に荷物を置いて それぞれ買ってきた昼ご飯も置いていたら
早速カラスが上から視察

「えー、カラスがお昼ご飯狙ってますので置き場所に注意して下さい」

それぞれ、お昼ご飯をバッグに入れたりして隠したら
カラスは「ちぇっ」という感じであっさり飛び去っていった 頭良いな


「……という事で、農作業の経験者の方いらっしゃったらアドバイスを……」

とりまとめ役の人が声をかけて初めて判明した
ここに農作業経験者は一人もいなかった

このボランティアを依頼されたお家の方もゼロからのスタート


それでも 三人寄れば文殊の知恵
20人もいれば何とかなるもんです

必殺・人海戦術&見よう見真似


晴天が続いていた事もあり 砂埃がすごい
まだまだ海水のせいで土に塩分もかなり残ってるかもしれない

掘り返していけば 小さいながらもどんどん土の中から出て来る
『津波が残していったもの』

敷地内でも特に堤防側の一角は 土が固く大きい石もごろごろ

「どれだけ育つかわからないけどね とにかくやってみないと」




昼休憩の頃には ボランティアさんどうしですっかり打ち解け
「堤防のぼってみよう」
「おお〜すごい」

堤防沿いの道路は 時折本格的な自転車に乗った人達が走り過ぎていった
自転車、やっぱりブームなんですね
どこ行っても見かける


作業は15時前に終了
既に筋肉痛発症 鍬や鋤を久しぶりに持った手は握力ゼロ

依頼主さんのお母さんは、80歳を優に越えたおばあちゃん
何となく帰り際につかまって
お話伺ってました

「前は行政が『がれき』を無償で引き取ってくれてたんだけど、その期間も
終わってしまったから、今日の作業で出て来た『がれき』の持って行き場が無い」

というような事を繰り返し言われましたが
そのあたりは、息子である依頼主さんがしっかり対策を考えておられたようで
とりあえずOK

ふと気付けば他のボランティアさんはほとんど撤収済
改めてご挨拶をして バス停へと向かう


歩きながら、朝に仙台市営交通さんに確認していたバスの時間を思い出す

あ やばい


途中から走ってみたけれど すっかり筋肉疲労で大してスピードも出ず
最寄りのバス停に着いてみれば 15時02分

バスの発車は15時ジャスト
周囲にバスの姿は無く

近くで作業していたおじさんに聞く

「あー今さっき出発した」

15時発が最終便 こりゃダメだ

別ルートのバス停は歩いてさらに10分ほど
パターンから行ったらたぶん大丈夫
一縷の望みをかけて歩き出す




やや焦りながらも 何枚か





バス停に近づくと バス待ちの人が一人いたのでホッと一安心

とりあえずまた仙台駅に戻ります




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