忍者ブログ

Notizen

淡々と記録。

宮城・5(野蒜方面〜奥松島)

友人宅ですっきり目覚め


彼女はさっそく庭仕事






少しずつ広げてるという家庭菜園


花も玄関先にたくさん咲いています




セロリが食べ頃






摘みたてのセロリの葉をその場でいただく


甘くて 普段食べているのとは比べものにならない美味しさ




「砂地だから難しいね 耕しても石がゴロゴロ出て来たりして」





津波で家を無くし 以前の場所から少し内陸に移って家を建てたのが


震災から1年以上経った後という


色々な事を我慢して この場所に引っ越したんだろう


制限のある中 それでも少しでも快適にとカスタマイズされた一軒家


これからの彼女を そして家族を 守っていってくれると信じたい




一段落してから 再び車に乗せてもらって移動開始


野蒜 奥松島 そして松島海岸へと送ってくれた






鳴瀬川と吉田川が並行して流れる地点


かなり海からは離れている感じだけれども


津波はこのあたりまで遡って来たそうだ


少しの高低差 地形の違い 地震による地盤沈下の程度の差


それらが組み合わさり その後の復旧の違いにも響いている気がする






よく目についたのが 河川の堤防の修復及びかさ上げ工事


重機があちこちで唸りをあげていた


ようやく そうした工事に手をつけられるようになったという事だろう


堤防のすぐ脇の土地は 青々とした田畑が広がっている部分もあれば


全く手をつけられず 荒れ地になっている部分もある





工事で巻き上げられる砂埃がきつい



脇の道路はでこぼこで 舗装が剥がれた部分はたいがい そのままの状態

地盤沈下の酷かったところは 今もなお水に浸かったままの土地も多い


以前に友人の家があった辺りも水が残り しかも海水混じりなのだろう


周囲の木々は立ち枯れているものが大半





堤防が直っても かつて人々の生活の場所だった土地が戻るには


まだ時間がかかる





車は野蒜方面へ


海に近づくにつれ 人が住んでいる気配が薄れていく




野蒜海水浴場のあたりに着いた

白い砂浜が広がるかつての海水浴場周辺は 松の木もまばら


宿泊施設であった建物が2棟 低層階は全て津波によって窓という窓が


完全に抜かれ 残ったカーテンが不安げにはためいていた


残るには残ったが 再び使われる事は無いだろう


かと言って 取り壊しの段取りまではまだ手をつけられていないのではないか




「がれき」はここでもほとんど片付いていたが


本当に「片付けられた」というだけの事



以前の地図を見れば このあたりが海水浴場として賑わっていた事がわかる
沢山の民宿やユースホステル
沢山の店
民家も学校もその他の施設も



生き物の気配が妙に薄い


残った木々は その内どれだけが生き存えているのか


海水の影響は 私が想像するよりも遥かに大きいのだろうと 漠然と




海岸に打ち寄せる波だけは以前と変わらない


「週末はサーファーとか来てるそうだよ」と友人


若いエネルギーが いずれ海水浴場の賑わいを取り戻す


原動力になっていってほしい



PR
neu angekommen
Profil
HN:
むぅ
性別:
女性
Zaehlwerk
  Copyright 2017 Notizen All rights reserved.
Template Design by LockHeart|powered by NINJA TOOLS 忍者ブログ [PR]